私が整理収納アドバイザーになったわけ 金内朋子
初めまして。
整理収納コンサルタント金内朋子です。
このコラムをご覧になっている方は整理収納アドバイザーに興味がある方やアドバイザーの資格を取ってみたい!という方、またお家の片付け方でお悩み、、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
皆さんが抱いている整理収納アドバイザーってどんなイメージでしょうか?
お片づけのプロ?収納名人?
私の話をしますと友人の「家の片付けを手伝ってくれない?」の一言がきっかけでした。
元々片付け下手であった私が収納本を見ながら《そこそこの収納好き》に変わり始めた私に、友人が「収納好きなら、」という軽〜い?気持ちでその時は声をかけてくれたのだと思います。
しかし、何故かその時私は大真面目に「どうせ人に教えるくらいならちゃんと勉強しよう!」と思ったのです。帰宅してすぐ主人に相談し、猪突猛進、2級の申し込みを予約し後日受講しました。(今思えば何か見えない力に引き寄せられたような、なるべくしてなったような気持ちです)
2級の講座では、理論や応用といった自分が思っていたこととは違う講座の内容。ショックでした。収納グッズさえあれば片付くと思っていた自分。違うんだ!ここじゃない!片付けに対する気持ちがシフトチェンジしたのを覚えています。
パンク寸前の頭に後半グループワークで他の受講生とのお互いの意見を持ち寄りすり合わせて発表するという時間がありました。実際に他人の意見を聞きながら自分の考えも言わなければならない場面。講座の中でも特に《他人を受け入れつつ自分も発信》この事がとても難かしく思ったのです。講座終了後、先生にすり合わせが難しかった事を言いましたら「そこが面白いのよー」とサラッと。ストンと腑に落ちたのです。
そうか!他人の価値観を受け入れそして返す!これぞコミュニケーションの原点。
アドバイザーとして道を歩んでいきたい、学んでいきたい、と強く思った瞬間でした。
友人でも自分の子供でも夫婦でも価値観が違うように一人一人価値観が違って当たり前。
シンプルな事だけれどこの事を本当の意味で分かっていなかったのです。
まずは自分の周りから、道端ですれ違う知り合い程度の人にもにっこり。さらに人の意見を受け入れてみました。
すると気持ちがポジティブになり、思い込みなどのネガティブ感情が取り払われだんだんと心も軽くなってきたのです。まさに心の整理。
人見知り、引っ込み思案、内向的、自分と向き合わなければ変われなかったと思っています。
未だ克服するため日々修行中ではございますが。。
片付けには関係のない話のようではありますが
こうやって2級講座を受けてそれから1級、コンサルタントの資格を取得しプロになり、人間関係無くして片付けは成立しないのでは、とお客様のお宅に出向くたびに感じています。
たくさん聴いてたくさん喋ってたくさん片付けて、お客様とのベストなコニュニケーションを図っていけるアドバイザーが今の目標です。
そしてアドバイザーになって本当に良かったと心から思える毎日で