私が整理収納アドバイザーになったわけ 桑原美栄子
こんにちは。整理収納アドバイザー 桑原美栄子と申します。ご覧いただけることを大変光栄に思います。
私が整理収納アドバイザーになったきっかけは、2010年12月22日水曜日の12時頃、
それは突然にやってきました。
2010年、子供達3人は全員大学生、全員家を出ていました。家には私と主人だけ。子供達の部屋にはアパートに持っていかなかった荷物がそのまま。私は仕事でリフォーム会社にパート勤め、子供達にかかる時間が減り時間的には以前より余裕ができながら、空間的には以前のままの状態でした。
さて、その2010年12月22日の12時頃、会社はお休み(建築関係のお休みは水曜日)、テレビではあの収納王子のコジマジックが出演中。
『整理収納アドバイザー・・・?』『整理収納 の アドバイザー・・・?!』
『なに、それ?』『なに、その資格みたいの?』『それに、この白い服着たお笑い芸人らしい人誰?』頭の中が目まぐるしく『? ? ? ? ? ?』・・・・『 ! 』
⇒ インターネット ⇒ クリック、クリック、クリック・・・
『へえ~!!整理収納の資格があるんだ。誰でも取れる! 取るしかない!』
それから、どうしたら資格が取れるのか、どこで取れるのか、一番はやく取れる講座は?と、次々にクリックしながら、最も早く取れる講座に申込み。実は、翌日の23日に開催の講座。即電話。申込。入金。なんとか、受講できる事になりラッキー。
実は小さいときから、収納することが大好き。パズルを組み合わせるように、キッチリ隙間なく、積み上げ収納。すべての物を全部収納。やり遂げた時の満足感。充実感。達成感。まるでスポーツをやったあとのような爽快感。しかし、取り出す時はパズルを崩すように全てを取り出さないと使いたいものが出せない。どうして?
その後、大学で工学部4年時、流体力学実験装置を製作時、製作所の収納が整然となっていることに痛く感銘を覚え、今思えば、使いやすい収納に関心を持ったのがこの時。工具はキチンと整えられ、製作台の周りはきれいに掃除がされていた。それは、安全に工具を使い製作するため。収納と安全!
結婚し、3人の子供が生まれるとモノがドンドン、ドンドン増え、その時読んでいた雑誌が『美しい部屋』(2007年9月で休刊)。同じような間取りの部屋が掲載されていると、必死に子供を寝かせ、『美しい部屋』をうっとりしながら読みふけり妄想モードに突入。翌日、あれやこれや考えた配置、収納に挑戦。夜、主人が帰ってきて、使いにくいの一言で、元の位置へ。その頃、TBS『ベストタイム』の中で近藤典子先生が個人宅でお悩みの所をDIYで使いやすくしてあげる番組に夢中。どうしたら、収納のプロになれるのだろう?どうしたら、仕事にできるのだろうか?と考えていたころ。
そして運命の時。2010年12月22日12時。すぐに2級認定講座に申しこんだのも、収納が大好きで、ずっと職業にしたいと心の片隅に持ち続けていたからでしょう。今では収納はもちろん整理について熱く語る、講師になりました。
2010年12月23日場所はクリスマス前の賑わう有楽町東京国際フォーラムでした。