整理収納アドバイザーになって良かったと思ったこと  金内朋子

整理収納コンサルタント、金内朋子です。

整理収納アドバイザーになって、学び、フィードバック、の場があるありがたさを日々感じております。

「どうしたら自信がつきますか?」

アドバイザーの資格を取ったものの、身の振り方がわからず先輩のアドバイザーに聞いた事があります。

無謀なあまりにも唐突な質問にも関わらず、

先輩アドバイザーは「失敗すること、だよ。」と穏やかに落ち着いた表情で私に教えてくれました。「失敗すればその分成長する」とも。

育児家事と専業主婦を15年やってきた私がアドバイザーとして家から外への第一歩を踏み始めた時でした。その先輩の言葉が1年経った今になって身にしみているようにも感じます。

専業主婦の頃は整理収納アドバイザーとして自分がまさか外に出るとは夢にも思っていませんでした。

前回のコラムでも書かせていただきましたが、アドバイザーの資格を取るために、ハッと腑に落ち行動あるのみ、で突っ走ってきたものの右も左も分からない。はて。

開業届けは?どんなふうに集客するの?お客様にはどうやってアプローチすればいいの?

お金を稼ぐためのノウハウ、マナー、コスト、何から何まで分からないこと尽くし、

そんな時に助けてくれたのが、ハウスキーピング協会はじめ先輩アドバイザーや同じアドバイザーの友人でした。

特に先輩について作業のアシスタント経験ではプロとしての姿勢、たくさんの経験、そして失敗もしました。独り立ちをして初めて先輩の気持ちもわかりました。今でも現在進行形です。

定期的に行われる、アドバイザーが集まる勉強会や交流会でも悩みをシェアできます。

分からないことは認める、そして明らかにする。そして包み隠さずさらけ出す!

「こうやったらいいのでは。」という真っ向からの意見を素直に聞けることができるのも愛のムチ?だと感じることができるからでしょう。

これらは現場でそして勉強会で学んだことです。

一人ではできないことも皆の知恵をいただいてできるようになってくる!

チームのありがたさも一主婦の経験だけでは培われなかったでしょう。

学び、成長し、次の世代にも繋げる、あたたかい《輪》があります。

先輩から学んだことを今度は私も次に繋げていきたいと思っています。