アドバイザーになって損したこと・・・・でも良かったと思うこと。 嶋野美紀子

あっという間にコラムも3回目です。

時間がたつのは本当に早いです。アドバイザーになって損したことは、

でも良かったと思うことが3つあります。

損したことは、忙しくなり、家族と過ごす時間が少なくなってしまったことです。

アドバイザーの派遣として勤めたときは、時間のみの仕事だったので

時間に追われることはなかったのですが、起業する前にいた会社で2年間

新規事業のマネージャーとして、家事代行部門を任されてからはそれはとても忙しくて

帰りも遅い日が続いていました。

まず一つ目の良かったこと。

その前に、ここで前会社での経験を少し話をさせていただきます。

新規事業なので、もちろんゼロからのスタートです。

前会社の社長は、この部門に対しては全く経験も知識もなかったので

マニュアルもお客様への説明も、ゼロから全て私が作成させていただきました。

もちろん家事代行を依頼するようなお客様とのつながりも無いとのことなので

営業も全て私自身で行かせていただきました。

マニュアル作り→営業→説明→お試し作業→契約→通常作業→フォロー

一通りの仕事を38歳から経験を積むことができたのです。

こんな経験を企業の中で誰がさせてくれるでしょうか?

固定収入、補償など全て揃ったなかで、私はのびのびと仕事の経験をさせていただけたのです。

当時はなぜ1人ですべてをやらなければいけないのか・・・?と辛くて

社長を恨んだときもありましたが、今となっては本当にとてもラッキーだったと思っています。

もっと自分で好きなように仕事を試したいと思い、昨年起業しましたが、

今までの経験を生かし、なんとか2期目を迎えることができました。

整理収納アドバイザーという資格を取得していなければ、起こらなかった奇跡です。

これがひとつめです。

次に2つ目です。

自分はなにも得意なこともない平凡でなにも出来ない・・・とおもっていましたが、

アドバイザーとして、お客様に喜んでいただき、感謝していただくことは

このうえない私の幸せです。やはり普通に生活していると中々感謝される瞬間ってすくなるのですが、

この仕事は常にお客様に感謝してもらえます。

時々、作業しながら、涙をながされながらお話をされる方もいます。

これこそデトックスです。モノを排除することで、自分の中のモヤモヤも排除されるのです。

私も涙もろいので、そんなときはいつも一緒に泣いてしまいます。

お片づけのお手伝いが、様々なことが学びとなるのです。

本当にやりがいのある仕事だと思うのです。

そして3つ目です。

やはり起業できたことです。忙しくて、時間がなくて、大変なことは変わらないのですが

今ではスタッフも増えてきてサポートしてもってます。

時間的にも精神的にもだいぶ余裕がもてるようになりました。

おかげ様で様々なところに出向き、よいお仕事につながる活動ができています。

恐らく来年にはもっともっと大きな「快適住まいる」を紹介できると思います。

これもスタッフと千葉在住のアドバイザーのおかげだと思っています。

たかが資格・・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが

私は整理収納アドバイザーの会社を大きくしてみます。

これからも宜しくお願いします。