アドバイザーになって家族、身内、友人がかわったと思うところ 坂元 弘美

今回コラムデビューの坂元と申します。どうぞよろしくお願いします。

「整理収納アドバイザーになって家族.身内.友人が変わったと思うところ」考えみました。
「あれ?何が変わったんだろ?」更に考えても思い当たらない・・・。
ちょっと人生を振り返ってみました。

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25年前 新婚生活は千葉の社宅スタート、間取り3Kでも実際には6畳2間。古かった。狭かった。でも楽しかった!暇さえあれば模様替え、狭くても広々と暮すにはどうしたら良いか?既存の収納をフル活用するしかないと機能的な収納を追及する日々。これ以上は改善の余地なし!となるまで約3年。で、阪神大震災後の10月、被災地へ転勤となり振り出しに戻る。

次は3DKの社宅、築年数は私の年齢を超えた古さ。6畳・4.5畳・3畳の3部屋。やはりここも狭い。捨てられないモノは段ボールにまとめ、使い勝手の悪い押入れの天袋に入れておこう!あまり使わないモノも段ボールで押入れ下の奥の方に!コンパクトなキッチンもよく使うモノは取り出しやすく!見えるモノはテイストを揃え、機能的で気に入ったモノを持つように!
昼間は子供部屋、夜は寝室に変化する4.5畳は 遊んだ子供のおもちゃを片付けなくては布団を敷けない。使ったモノは必ず元に戻さなくて生活は成り立たない。初めて来た友人が「いや~関東の人のおうちやねぇ~高い所にモノを置いてはるわ~」震災を体験された貴重なお言葉に、安全である事も大切と気付いた。こんな生活を送る中で自分のなりの理屈が出来上がった。

社宅の友人からは「同じ間取りなのにスッキリしている!坂元さんちに遊びに行って帰宅するとそうじしたくなるわ」と言われる様になり「うちに来て片づけて欲しい」という人が現れ、お宅にお邪魔し整理収納活動開始。で、社宅の取り壊しが決まり引越し決定!道路を挟んで向こう側の社宅、更に振り出しへ戻る。引越し準備をしながら「段ボールの中身2年開けずに、今日まで困らなかった!じゃいらない」「次の家には必要なモノだけ持っていこう」とまた私なりの理屈で片づけモノが減り、更にスッキリし狭いながらも大満足。
しかし、ここには3か月ほど住み転勤で千葉へ。また振り出しに戻る。

家財道具が増え千葉の社宅には収まりきれず、一先ずアパートへ入居。翌年二人目を出産直後に主人が家の購入を決意!2002年コストを抑えながらも機能的な家が完成し、時代は近藤典子さんの頃。TVのおかげで世の中に浸透し皆さんが整理収納に興味を持ち始め、友人の口コミもあり、整理収納活動再開。ただ、お友達を1周するとなかなかそこからは広がらず、私の中でも自分のやり方が正しいのか迷ったり、自分の理屈に裏付けが欲しくなったり・・・。肩書の必要性や集客について考えるように。
子育てや親の介護でしばらく整理収納活動から離れ、資格を取るための資金を得ようとパートも始めた。

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2013年夏、【整理収納2級認定講座】を見つけ「これこれ!こういう資格が欲しかった!」と早速申し込み 受講。その時の講師がまた良い方でね💕
休憩の時にお話しする機会があり、いずれ千葉で仕事を興したいとキラキラしながらお話して下さる素敵な方でした。             「私もやってみたい」と話すと「その時はお手伝いして下さい」とおっしゃっていただき、励みになりました。

昨年整理収納アドバイザー1級を取得、合格発表までの空いた時間でハウスキーピングコーディネーターも勉強しちゃいました。パートの仕事が忙しく資格を得た事さえ忘れかけた今年の夏あの時、講師をされた方が【快適住まいる】代表となっているではありませんか!まさに有言実行!何と素晴らしい!すぐに連絡取りお話をうかがい、お仲間に入れていただきました。

ここまで自己紹介を兼ねてお話してきましたが、本題の変わったと思うところ・・・。
私も周りも何も変わりません。長い時間をかけ生活の一部として整理収納してきたのです。

そうそう劇的な変化はないものの、主人が「お疲れ!」とマッサージしてくれる様になったかな?
家族や友人、新たに出会うことが出来た皆さんにも恵まれた私です。
感謝の気持ちと謙虚さを忘れず日々精進していきます。