アドバイザーになって家族、身内、友人が変わったと思うところ 桑原 美栄子

こんにちは。桑原美栄子です。

アドバイザーになってすぐのことです。主人の母に伝えた時、義母曰く『人に整理収納を教えている場合ではないよ。家にきて、片づけて~!!』と。(笑)
確かに、義母の家はモノで溢れています。義母は趣味の多い人で、どれも、飾るものを作るのが好きなようです。鎌倉彫のつい立て、大きな刺繍の壁かけ、貼り絵、今は切り絵をしています。切り絵で、毎年のカレンダーを作り、その題材は、家族旅行で行った場所です。2か月ごとにカレンダーをめくるたびに、みんなで行った旅行を思い出させてくれるので、とっても気にいってます。しかし、義母がせっかく作ってくれたカレンダーも、その年が終わると、役目を終えてしまいます。そのカレンダーがなかなか捨てれませんね。(^^;)義母のやさしさが詰まっているようで。もちろん主人の実家に行くたびに、義母の叫び以来、何かしら整理収納はしてきます。他人よりまず身内からですね。義母も頼んでくれるようになりました。

家族からは、全面協力体制を受けるようになりました。
主人が変わったところといえば、私の仕事によく口を出すようになったことです。以前は、全く関心がなかったのかはわかりませんが、アドバイスや情報の提供、月末は経費精算会議(?)など兎に角、色々です。きっと、面白い仕事をしていると思ってくれているのか、企業家として未熟と考えているのか、もちろんすごく助かっています。感謝しています。

三男からは、資料やパワポの作り方などについて助言を受けています。今まで、子供たちとは、親子関係の話しか出来ませんでした。子供たちも、学生だったりで、仕方ないことですが、今は社会人同志として、仕事の話や講演の資料など対等な関係で話をしていますね。まさか、息子から教えてもらうことがあるとは考えていませんでした。大学に高い学費を払って良かったとやっと思えるようになりました。(^^)

友達からは、家に招かれなくなったかな?!(笑)
どうしても、私が行くと整理収納アドバイザーということが気になるらしく、よく言われるのが『汚いから恥ずかしい。』とか、『片付いていないから、みられるのが嫌。』とかですね。私は全然気にしないのですが、ちょっと残念です。その代わり、友達とは色々なお店で、ランチしたりして外出することが多くなりました。それもまた楽しんでいます。

この仕事を始めてから、確かに周りが変わりました。家族を巻き込んでいることは確かです。友達関係もそうです。でも、決して、友達関係が変わったのではなく、一緒に楽しむ時間の使い方が変化しただけのことです。それらのすべてがうれしい変化です。この仕事は、変化がつきものというか、刻々と変化し続けるものだと思います。人間関係、仕事関係、そして自分自身が変化を続けていると思ってます。

最後に先日、変化し続ける私は(笑)認知症サポーターの講習会を受けてきました。認知症の方に接する際の心構えを教えて頂きました。お話するときは、優しい気持ちで、穏やかにと。認知症の方に接することはなかったけれど、日々の忙しさに自分は優しい気持ちでいたのだろうか?と自問してしましました。当たり前のことですが、刻々変化する中、優しく、穏やかにいることこそ『カッコイイ』ことかもしれませんね。

ありがとうございました。Kuwahara_9