アドバイザーになって家族、身内、友人が変わったと思うところ 佐藤 綾子
こんにちは。
整理収納アドバイザーの佐藤綾子です。
すっかり秋らしくなり過ごしやすい季節になってきました。
今回のテーマは、「アドバイザーになって家族、身内、友人が変わったと思うところ」についてですが、私がアドバイザーになって、家族が変わりました。
家族の中でも1番変わったのは、「お片づけ」なんて全く興味のなかった大学生の息子です。
以前の息子はというと、「片づけをしなくても生活は出来るし、そんなに困らない。自分が目指しているものには関係が無いと思っているので、真剣に考えられない。」なんて言っていました。そんな息子が片づけに興味を持ち始めたのは、私がアドバイザーとして活動をするために、ブログの事をはじめ、Web関係のことを聞く様になった頃からだと思います。私が機械が苦手という事もあり、わからない事は息子をつかまえて色々とに聞きまくります。私に教えるために、「自分も片づけを知らないと話が噛み合わないなぁ~」などと言いつつ、家にある片づけの本を読むようになっていったのです。
その中でも、こんまりさんの本で、「人生がときめく片づけの魔法」が気に入ったようで、何回か読んでいました。本人も、この本が片づけに興味をもったきっかけになったと言っていました。
片づけに興味を持つタイミングは人それぞれ、いつどこでそのチャンスが来るかもしれませんね。親としては、子供に対してどうして片付けないのかとイライラすることが多いので、そのチャンスを待ってあげる余裕があまりなかったように思います。
こうして息子の変化を見ていて、こんまりさんの本のどこに興味を持ったのかを聞いてみたくなりました。そこで、この本のどの部分に魅かれたのかを聞いてみました。
・家の中を劇的に片づけると、その人の考え方や生き方、そして人生までが劇的に変わってしまう。
・散らかっている状態というのは、物理的な事以外に本当の問題があるのだけれど、目の前のごちゃごちゃ間でごまかされている状態だと考えられます。
・片づけはじめたその時から、人生のリセットを迫られているのです。
この部分を読んで、「片づけ」に対しての見方が変わったそうです。
「片づけというものはただ部屋をキレイにするという話にとどまらず、自分の人生を考える際に通らなければならないものかもしれない。片づけをすることで自分はどんな生活を送りたいのか?何がしたいのか?と考えるようになった。」と言っていました。悲しいかな、親からの言葉より本の影響は大きいのだなと感じました。でもそんなことより片づけから、こんなに自分のことを考えるようになってくれたことが親としては嬉しい限りです。
それからは、他の片づけ本や雑誌なども読むようになり、私に片づけ方法を聞くようになってきました。そして、自分の洋服を全部出して片づけを始めたのです。本当にビックリ!でも嬉しい変化です。
これから私が整理収納アドバイザーとして活動していくために、一緒にスタッフとして手伝ってくれるようになりました。息子と片づけの話が出来る様になるとは想像していなかったので、今はとても心強いですし、何より楽しいです。
娘たちは前から私を応援してくれていますので、これで家族全員と片づけの話が出来るようになり、私は幸せだなと感謝しています。
最後になりましたが、片づけはスタートに立ったという感じです。
自分たちはどんな暮らしがしたいのか、どんなカタチにしたいのかなど話し合うことは沢山さんあります。お片付けの仕方だってまだまだ・・・でも今はそれでいいと思っています。楽しく片づけをすすめていくうちに、家族が暮らしやすいカタチが見えてくると思うのです。