100年後に繋げたい整理収納の形はなんですか? 坂元 弘美

こんにちは、整理収納アドバイザーの坂元弘美です。早いものでもう11月ですね。

昨年まで私の「正しい11月の過ごし方」といえば大掃除前のお片付け月間です。家中の収納をひっくり返しは要らないモノを処分し収納する1カ月ですが、仕事をしているので、なかなか思い通りには進みません。日常最低限の掃除もしなくてはなりませんから、「今日はゆっくりする!」なんて日もあります。だから11月から始めないと間に合わないんです!今年はどんな1カ月になるか楽しみです。今度ご報告しますね。

さて今月のテーマ「100年後に残繋げたい整理収納のかたちは何ですか?」

100年か・・・。どんな時代になっているのでしょう?いろいろ考えましたが想像出来ないので、100年前の大正時代から現在までの変化について考えてみました。特に台所事情。

100年後には台所ではなくキッチンと呼ぶことが主流になるでしょう。

なぜ台所と呼ばれていたか皆さんご存知でしたか?殿様の嫁は御台所(みだいどころ)と呼ばれていました。ドラマ大奥で「みだい様」と呼ばれていましたね。その後、奥様の使う場所ということで台所となった様です。今ではご主人様(殿様)や独身男性の方も台所に立つことも増えましたのでキッチンの方がしっくりくる気がします。

かまどでご飯を炊いていた時代からガス釜や電気炊飯器へと進化し、ライフスタイルの変化により台所には冷蔵庫や電子レンジが登場し家電製品も増えました。ウォーターサーバーは一家に1台の時代はそこまで来ている気がします。時代と共に私たちの暮らしはどんどん変化していきます。モノが増えていくスピードももっと加速するでしょう。

だからこそ惑わされず、「自分にとって必要なモノは何か」をしっかり見極める力が何よりも必要であり大切だと思います。整理収納アドバイザーとして、そのお手伝いが出来たら嬉しいです。