整理収納と断捨離の違いは? 丸 麻衣
こんにちは。
整理収納アドバイザー 丸 麻衣です。
立春も過ぎ、2月も半ばに差しかかろうとしておりますが、寒い日がまだまだ続きますね。インフルエンザの流行もあり体調を崩された方も多いのではないでしょうか?春が待ち遠しい今日この頃です。
さて、今月のテーマ「整理収納」と「断捨離」の違い
お客様宅に伺うと多くの方が「断・捨・離」という言葉をきっかけにモノを手放した経験があると言います。
誰もが知っている断捨離ですが、そのやり方は様々。一気にモノを減らした人や数ヶ月を費やし少しづつ手放した人。
そして、各々の捉え方によって、最初に断捨離をしてから数年が経った現在の暮らしに差が生まれていると感じます。
「断・捨・離」をモノを減らすきっかけだけで終わらせるのではなく、生活の術として取り入れた方はモノとの関わり方全般に変化が起きたのではないでしょうか。
「整理収納」の効果も、行ってすぐに感じるものや、しばらく経ってから「そう言えば最近…」と気づく生活の変化があります。
時間に余裕が生まれ、無駄な買い物が減り、イライラがなくなる…モノの持ち方は私たちの暮らしを大きく左右しているのです。
断捨離と整理収納は、モノを整えれば次第に気持ちも整うという共通点を感じます。
では、違いは何でしょうか?
整理収納は、モノの使い方を具体的に提案する点でしょうか。
使えるモノを使いたい時にサッと使えて、サッとしまう方法。
様々な法則に沿って収納していくと使いやすく、整理収納を知らない家族もいつの間にか片付けに参加しているような理想の暮らしを提案しています。
ほとんどのモノ達は使うために存在します。
あふれるモノたちに囲まれている方、
不自由な家事に悩まれている方、
いつもモノを探している方
モノと私たちが良好な関係を築けるよう、「整理収納」を生活に取り入れてください。