アドバイザーになって手放せた大きなモノ 田中桂子
ここのところの暖かさで、庭のモッコウバラが一部咲きました!
びっくりポンです!!(笑)
今月のテーマ「アドバイザーになって手放せた大きなモノ」
モ~ノ~!? 転勤族の家に育ったので、今も大きな家具が少ないのです。
食器棚やタンスは、もちろんありません。ですから、「大きなモノ??」と、考えて込んでしまいました。
では、家具といった大きな物理的なモノから離れて考えてみたいと思います。
私が、アドバイザーの資格を取得したのが、2014年8月。資格を取ろうと思ったきっかけは、大きな家具はほとんどないのに、何となくモノが多くて落ち着かない。
子供たちの部屋も同じようになっていました。「何とかしなくては!!」それには、まず、自分が根本的にお片づけを勉強しよう。1日なら何とかなるわ、と思い2級講座を受講しました。
その時の衝撃は、とんでもないものでした。何といっても、私のこれまでのお片づけの時の考え・・・
・もったいないからもう少し取っておこう
・大切な人からの頂きものだから取っておこう。
・まだ使えるから、取っておこう。
・高かったから、もう少し取っておこう。
これらが、そっくりそのまま、処分する理由になるということでした。
それから、一念発起して、1級取得に向け学び始めました。学べば学ぶほど、今までの「固定観念」が覆されていきました。今までの自分の片づけの考え方そのものが、必要ないことに気づきました。
その後は、大きなモノではありませんが、家の中のモノが減っていきました。
中でも大きかったのが、籐のバスケット。学生時代から、インテリア雑誌を読みあさり、カントリー調の部屋に憧れていました。結婚して自分で家中のインテリアを考えるようになってからは、せっせとバスケットを買って、装飾や収納に利用していました。しかし、すぐ埃が付くので、掃除がとても面倒でした。
でも、カントリー調の部屋には、籐のバスケットは必須アイテム。処分するなんて頭にありませんでした。でも、アドバイザーになってから、バスケットに固執している自分に気づきました。そして、改めて考えました。自分に今一番大事なのは何か?
それは、『 家族と一緒にくつろぐ空間と時間 』 ならば・・・さらに考えました。
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家族は、籐のバスケットにこだわっていない。
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籐のバスケットがない方が、掃除の手間がなく、自分の時間が増える。
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籐のバスケットにこだわっているのは私だけ。
すると、面白いくらいすんなりとバスケットが消えていきました。今は、お気に入りが2~3個あるくらいまで減りました。ひょっとしたら、一つ残らずなくなる日も来るかも・・・(笑)
まだ、私の家もこれまでのお片づけの考え方から離れて、1からお片づけしなおしているところです。(情けない話ですが、去年は、ほぼ1年隣のマンション工事の騒音と振動で、片づけを中断せざるを得ませんでした。(涙))
長い片づけ道の究め途中の今日ですが、着実にモノが減って自分の時間が増え、イライラが減っているのを実感しています。
私がアドバイザーになって手放した大きなモノは、「これまでの片づけの考え方」なのではないかと思います。
今月も読んで下さりありがとうございました。