整理収納アドバイザーになっても捨てられなかった思い出のbest3 桑原 美栄子
この度の、熊本地震の被害地域の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
繰り返される余震、さぞかし怖い思いをされていることでしょう。
余震が早く終息し、一日も早く復旧されます様にお祈り申し上げます。
今月のテーマは、
『整理収納アドバイザーになっても捨てられない思い出のBEST3』
講座の中でも、思い出のモノをどのようにするか?が話題になります。
私の考えは、思い出のモノは無理して捨てることはありません。
それを見て、楽しくなったり、うれしくなるモノなら是非手元に置いておきましょう。
でも、どのような形で手元に置くかが、整理収納アドバイザーの提案できる点です。
さて、私自身の捨てられない思い出のモノ
- 懐中時計
祖父の形見です。しかし、小さかった頃の子供達が、懐中時計が珍しくネジを
目いっぱい回しプッツンと切れ、今はもう動かない懐中時計です。修理するにも
修理費が高くあきらめていましたが、講座でメモリーの一例として紹介させて
頂いています。
- 子供たちの夏休みの作品
夏休みの宿題です。毎年、夏休みが近づくと今年はどのような研究をしようかと
子供たちが考え、作り上げた作品です。理科学展で賞を頂いたものもありますが、
すべてが思い出深いモノです。一人一人が頑張った作品、きっと老後、とても
幸せなモノになるはずです。もはや、子供達のものではなく、私の思い出のモノ
ですね。
- 義理母の手作りのカレンダー
主人の母が切り絵で毎年カレンダーを作ってくれます。
その切り絵の風景は、前年に家族旅行した場所を表しています。
カレンダーをめくる度に6枚の切り絵が、一瞬して楽しかったあの時に連れて
いってくれます。
『これがもう最後だよ。』と、毎年母は言ってますが、今年もうれしいことに
わが家のリビングにあります。
今年のカレンダーはもちろんですが、今までの使用済カレンダーも
取ってあります。
どれも、そのままの形で残っています。思い出のモノは私たちの老後を考えると
コンパクトにすることが望ましいのですが、この3つはそのままの形で保存しようと
思います。大きいものでも新聞紙台なので。
これからの課題は、すぐに取り出せる保管方法になります。
今は、衣装ケース、ひと箱にまとめ、押し入れの中にあります。
アルバムもそうですが、見たい時にみられ、アクション数を少なくするように考えて
いきたいと思っています。
今月もお読みいただきありがとうございました。
今月の写真は
子供たちの作品の一部です。