整理収納アドバイザーになっても捨てられなかった思い出のBest3  田中桂子

はじめに、熊本県を中心とした地震の被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

もうすぐ、GWですね。今年のGWは、長いお休みの方も沢山いらっしゃるかと思いますが、学校に通うお子さんをお持ちで遠方への帰省となる方には、なかなか、帰省しづらい日程ですね。我が家も中学生と小学生の子供がおり、帰省先が遠方なので、GWの帰省はしません。ここ数年のGWは、家の床のワックスをかけ、家の大掃除や、モノの整理を行っています。この時期の大掃除やモノの整理はおススメです!!まず、気候がとてもいいこと。そして、新年度が始まって、ある程度時間が経ち、モノの要不要の判断をつけられるものが、結構出る時期だからです。

さて、そんな折も折、今月のテーマ。『整理収納アドバイザーになっても捨てられなかった思い出のBest3』

整理収納アドバイザーと一口にいっても様々なタイプの方がいます。もって生まれた性格や、年齢、家族構成や住まいの広さ、環境など一人ひとり違うので、まさに千差万別です。

ですから、私、現在40代、子供2人、都市部の一戸建てに居住。子供のころ、同居していた明治生まれの祖母に「もったいないから、物は大切に」を毎日のように言われて育ったそんな私の捨てられなかった(おそらくまだ当分捨てられない)モノを上げてみます。

  1. 写真 (プリントやアルバムだけでなくデータも含む)

写真というだけで、なかなかその場で決断できず、後回しの日々が続いています。ここ10年ほどは、デジタルカメラでのデータのみで、自分からプリントはしていませんが、学校関係で販売される写真はプリントなので、それなりに増えています。購入のたびにデータ化してプリントを処分する方法を取り入れ始めましたが、過去分まですべてデータ化するには、まだ時間がかかりそうです。そのデータを整理するのも、まだまだ試行錯誤しています。

  1. 子供たちの作品

最近の作品は、子供たちの気に入るかどうかをその場で聞いて要・不要を決めるようになりましたが、幼稚園の頃の作品は、子供の成長の記録でもあり、
見返すと、癒されることも多いので、なかなか処分することが出来ません。

子供2人で、小さめの段ボール1箱ぐらいに収めてありますが、家の収納にまだ、少し余裕があるので、もうちょっと処分はお預けだなと思っています。

  1. 結婚式の時に着ていた服

ウエディングドレスは、レンタルだったのですが、結婚式の前に親族だけで昼食会用に購入したチャイナドレス風の黒のチェックのワンピース。もう、着ることはないかな、と思いつつも、何らかの形にリメイクしたくて、今も持っています。

Best3といえば、こんなところです。皆さんの考えるものとほぼ同じかもしれません。どれも思い出の詰まったモノですね。思い出の品は、自分の足跡をたどるものでもあるので、そこから、自分の取るべき未来のヒントがあると思うと、やはり、アドバイザーになった今の私でも簡単に処分できません。(笑)

アドバイザーになる前は、引き出物の食器や、買い集めた本など、処分できなかったモノは、多々あります。それらは、あれだけ「物は大切に」と言われ続けて育った私でも処分できるようになりました。

なぜだろうと考えてみると、家の広さや、絶対にいるもののスペースや動線を考えて収納を行っていると、自然と押し出されて、不要と判断できるようになっていったように思えます。

今回のBest3も、自分の普段の生活スペースにまで出るほど、増えたときには、自然と押し出されて、向き合うことになるかもしれませんね。

終わりに・・・

私の今年のGWは、被災された方々に思いを馳せ、私に何ができるのか考えながら、とりあえず、我が家の防災をもう一度点検することから、始まりそうです。

今月もお読み下さり、ありがとうございました。

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